代官山蔦屋書店初！ カワサキミーティング開催（3/3）

20～30代のカワサキ乗りが語るバイクの魅力とは？

「KAWASAKI MORNING CRUISE 2016」に来場した様々なカワサキ乗りに話を聞いた。バイクに乗るまでの、愛車に巡り合うまでの、赤裸々な体験やドラマチックなお話を伺うことができた。

W650は一目惚れして購入しました

■芦田さん（24）・W650／東京都／会社員
大学4年の時に免許を取って、いまはバイク歴2年です。こんなこと言って良いのか分からないんですが、元々車が好きでした。でもお金的に余裕がなかったと言うことがあり、バイクに乗り始めたのがバイクに触れたきっかけです。その後、社会人になってお金に余裕が出来たとき、中型から大型に乗り換えようと思いたちました。そんな時、たまたま友人と訪れたお店で見かけたのがこのW650です。一目見て気に入ってはいたのですが購入せず、1ヶ月後お店を訪れたときにまだ置いてあったW650を見て、すぐ乗り換えました。今はふらっとツーリングに出たり、大型連休を使い親戚のいる三重まで走ったりしてます。

人混みが苦手。バイクに乗っている時間は開放されます

■布施さん（24）・エストレヤ／埼玉県／プログラマー
バイクに乗ったきっかけは、会社での出来事です。会社でちょっと色々あって、モヤモヤっとしていた時期に、やけになってバイクを買ったんです。それからすぐ、今年の6月頃に免許を取って乗り始めました。昔、父がバイクに乗っていたらしいので、バイクに乗ったのは血かもしれませんね（笑）。通勤が埼京線なんですけど、朝混んでいてすごく嫌で……バイクで通勤できたら楽のになっていつも思ってます。でも、通勤にバイクは使えないので、土日にちょこちょこ乗ってます。気分転換をするための趣味ですね。

クラシカルな雰囲気が魅力です

■山本さん（30）・W650／東京都／バーテンダー
もともとトライアンフのボンネビルのようなクラシカルなバイクが好きで、W650に乗り始めました。普段はバーテンダーの仕事をしているのですが、通勤にいつも使っています。もちろんツーリングにも行きますよ。ツーリングに出るときは、千葉や埼玉、ちょっと遠出をして那須塩原とか関東近郊を走ることが多いです。バイクのカスタムは自分であれこれ工夫しながらやっていて、サイドカバーのステッカーや、フロントフェンダーのプレートは自作です。クラシカルな見た目にこだわってドレスアップしてます。

元々美術が専攻でW400は造形美に惚れました

■本田さん（33）・W400／埼玉県／小学校教師
W400は7年くらい乗っています。元々オールドルックのバイクが好きで、W400のエンジンの形状とバーチカルツインのスタイルが気に入って購入しました。元々美術系なんですけど、後ろから見たときにマフラーが2本出ている感じとか、造形そのものの美しさに惚れたんです。なので、外観が大きく変わるカスタムはしていません。バイク自体の構造をいじらずそのままの状態を楽しめる感覚を持っているので、スピードを出さず、ゆっくり乗ってるだけで十分楽しめるかなと思っています。


そんな本田さんはこの日、変わった出会いをしたバイク仲間と来場していた。そのバイク仲間がページ上段の写真に写る若城さん親子だ。小学校で教師をしている本田さんはある日、W400のシャツを着ていた岩城少年を見て「そのバイク、先生も乗っているよ」と声をかけたという。実はこのシャツ、同じくW400に乗る男の子の父親が思わず購入していたもの。もちろん男の子は「先生も同じバイクに乗っているんだって」と父親に報告し、父親も本田さんのことを知ることとなった。

その後本田さんと会う機会があった岩城さんは、W400の話をきっかけにバイク仲間となり、今回のミーティングも岩代さんが本田さんを誘って会場を訪れたのだそう。
子供が繋いだ先生と父親の出会いは、なかなかない運命的なものといえるだろう。




3回にわたって紹介したKAWASAKI MORNING CRUISE 2016の模様はいかがだっただろうか。会場には今回紹介した方々以外にも多くの方が訪れ、様々な思いを互いに語り、同じバイク乗り同士だからこそ感じ会える気持ちを分かち合っていた。次回開催日は未定だが、開催テーマに沿っていれば誰でも自由に参加できるイベントなので（もちろん見学だけでもOK）、あなたも参加してみてはいかがだろうか。


●代官山蔦屋書店初！　カワサキミーティング開催（1/3）
●代官山蔦屋書店初！　カワサキミーティング開催（2/3）

イベント名：KAWASAKI MORNING CRUISE 2016
開催場所：代官山T-SITE　駐車場
入場料金：無料・出入り自由
ＵＲＬ：http://www.kawasaki-motors.com/event/